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OKレーシングは自動車チューニング、オーバーホールのスペシャリストとして、お客様に合法的かつ壊れにくいチューニング、オーバーホールのご提案をしております。車検やオイル交換などお車のメンテナンスもお任せください。



- 主な取扱い車種 -
トヨタ
・GR86(ZN8)
・86(ZN6)
・レビン トレノ(AE86 ハチロク)
・MR2(SW20) MR-S
・スープラ(JZA70 JZA80)
・マークII クレスタ チェイサー
 (JZX81 JZX90 JZX100)
・ソアラ(JZZ30)
・セリカ
 (ST185 ST205 ST215 TA22)
 ダルマセリカ

ニッサン
・シルビア 180SX
 (RS13 RPS13 PS13 S14 S15)
・スカイラインGT-R
 (BNR32 BCNR33 BNR34)
・スカイライン
 (HCR32 ECR33 ER34 V35)
・PGC10 ハコスカGT-R S20
・フェアレディZ - 300ZX
 (S30(432 240Z) Z32 Z33 Z34)
・ローレル
 (C31 C32 C33 C34 C35)

これらはあくまで一例です。スポーツカー、チューニングカーだけではなく、ノーマル車、軽自動車、セダン、ミニバンなど、普通自動車の整備やチューニング、オーバーホール以外のご依頼も、確かな技術と知識を用いて確実に仕上げております。



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86/BRZに更なるパワーと性能を与える「ターボ化」。
OKレーシングでは長年培ってきたターボ技術を駆使し、86/BRZの可能性を引き出します。

86 / BRZ ターボ化

OKレーシング 86ターボ

 

86/BRZ(ZN6/ZC6)はライトウエイトスポーツであるからこそNAチューンを極めていくという楽しさがありますが、NAゆえに手軽なパワーアップが難しいといった要素もあります。

排気量を上げることなくビッグパワーを手に入れる。それには、「ターボ化」という選択肢が視野に入ってまいります。ターボ仕様は吸入空気を圧縮してエンジン内部に強制的に送り込む仕組みであり、NAではなしえない驚異的なパワーとトルクを持たせることができます。もちろん、ターボ化するには様々な対策が必要であり、正しい技術と知識のもとで適切に仕上げなければ安心して走ることはできません。

OKレーシングでは創業以来数多くのターボ化作業を施してまいりました。正しい技術と知識を用い、86/BRZのパワーユニットである「FA20」をターボ化することで、ターボ特有のパワー、至高の性能をオーナーにご提供いたします。




弊社デモカーの「86」に更なるパワーを与えるためターボ化いたしました。

今回は以下のパーツを使用して86をターボ化します。

トラストタービンキット(T518Z)、トラストオイルクーラー サーキットスペック10段、Defi ADVANCE BF(ブースト、水温、油温)、オートクラフト京都メーターパネル、ジュラン水温アダプター、HPIアルミラジエター(エヴォルブ)

86ターボ化用パーツ T518Z


86をターボ化するにあたり注意すべき点の1つに「熱」の問題があります。NAとターボを比較しますとターボの方が熱を発します。この熱をいかにして防いで冷やすかを考えていかなくてはなりません。

まず、熱によるトラブルを防止するため、弊社ではエキゾーストマニホールドを耐熱処理いたしました。

86ターボ用エキマニ


バンパーリーンホースメントを加工しインタークーラーを装着します。

インタークーラー組み付け


86は油温が高めになりやすく、サーキット走行をすると過度に上昇してしまう危険性があります。ターボ化によって油温がさらに高くなってしまうので、オイルクーラーも装着します。

オイルクーラーの有無・導風板(エアガイド)の有無による油温のデータ
・オイルクーラー無し 3周で140度越え
・オイルクーラー付き 123〜124度で安定
※導風板付きは-8〜9度ダウン

今回はより冷えるエアガイド付きのオイルクーラーを選択いたしました。

導風板付オイルクーラー


水温を冷やすため、ラジエターを高性能なものに交換します。

アルミラジエター・ブリーザータンク

HPIのエヴォルブを採用いたしました。このラジエターにはエア抜き用のブリーザータンクがついており、キャビテーション(気泡)を分離し水温上昇を防止し安定させる効果があります。
ターボ化によって発熱量が必然的に上がります。サーキットなど過酷な走行下では純正ですとオーバーヒートに陥る恐れもあるので、放熱に優れた大容量ラジエターに交換することでしっかりと対策をしておきます。


車両の状態を把握するためにDefiのANDANCEメーターもインストールします。

Defi ADVANCE(ブースト、水温、油温) 水温計センサーアダプタ

水温計のセンサー取付用としてジュラン製アダプターを採用。曲がったホースでも綺麗に取り付けることが可能なので水漏れの可能性もストレートタイプより少ないはずです。
インテリアにも気を配り、追加メーターを綺麗に収めるためオートクラフト京都さんのメーターパネルを採用いたしました。86専用で、視認性やフィッティングもよいです。


一連の作業が終わり、ついに86がターボ車として生まれ変わりました。

86ターボ エンジンルーム


ダイナパックを使用して各部の調整を行い、暫定的なセッティングを86ターボに施します。
86ターボ ダイナパックセッティング


測定結果はこちら。

86ターボ パワーグラフ

当店ダイナパックデーター比 TCF1(係数1)
ノーマル(NA):144馬力 トルク16キロ
ターボ仕様:215馬力 トルク25キロ

86はターボ化によって71馬力アップ、トルク9キロアップとなりました。

リアルな測定結果のため値が総じて低めになるダイナパック係数1で71馬力もアップしたということは、ターボ化によって86はノーマルとは比較にならないパワーを発揮することができるようになったことを意味します。
86ターボに試乗した感想としては、4000回転付近に存在する谷がグラフの通り落ちるのではなく跳ね上がるのでパワーフィーリングは雲泥の差です。同じ4000回転で60馬力アップ、トルク10.8キロアップとなっております。


さて、いよいよ86ターボの本格的なコンピュータセッティングを行ってまいります。

ダイナパックを用いて、EcuTekにてコンピュータセッティングを行います。可変バルタイ、電スロ、点火マップ、燃調を煮詰めていき、仕様に合うベストなセッティングをはじき出します。

86ターボ ダイナパックセッティング


最終的な測定結果はこちら。

86ターボ パワーグラフ(ECUTEK)

ダイナパック TCF1(係数1)
86ターボ/現車セッティング:269.9馬力 トルク30.5キロ

トータルで136馬力、トルク15.5キロアップとなりました。


NAと比較して全域で上乗せとなり、馬力はNAの約2倍となりました。ターボ化に加えて綿密な現車セッティングを施すことで86はここまでのパワーフィーリングを手に入れることができます。
86ターボはノーマルとは比較にならない鋭い加速をし、完全に別物の車に仕上がりました。


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